不動産登記の流れ

不動産登記の流れ

念願のマイホームを購入したあとは、不動産登記を行う必要がでてきます。不動産登記というのは、マンションや一戸建てなどの土地や建物の公的所有権を得るためのものです。
そのため、マイホームを購入した場合や売却した場合などは、登記簿登記を行う必要があるのです。この不動産登記を怠ると、物件が第三者の手に渡ってしまう危険もあります。
登記が済んでいない物件を、勝手に売ってしまうような悪徳不動産会社も存在しますので、マイホーム購入後は必ず登記を済ませておきましょう。万が一、未登記の物件が第三者の手に渡ってしまうと、所有権が後から買った人に移ってしまったり、差し押さえられる可能性もあります。
また、マイホーム購入後に未登記のまま放置していると、物件の所有権が不動産会社に残ったままとなるケースも考えられます。このように、不動産登記をしておくことは非常に重要ですから、忘れないように注意しましょう。
不動産登記の方法としては、まず購入物件が存在する地域を管轄する登記所に、売り主と買い主が揃って出向き不動産の登記申請を行います。ただ、現在は司法書士などに依頼して代理人による手続きで済ませるといったケースがほとんどです。
そして、不動産登記後に所有権移転登記が済むと、権利証と登記識別情報の交付が受けられ、晴れてマイホームの所有権を得ることが出来ます。なお、権利証・登記識別情報といった書類は、原則的に再発行されることはありませんので、紛失しないようしっかりと保管しておくようにしましょう。

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